《 肩こりについて》
肩の痛みでお悩み事はありませんか?
- 肩の痛みが長年続いていてツライ
- 肩が張ったように痛い
- 仕事でイライラすることが多い
- 頭痛やめまいがする
- 忙しすぎて運動できてない
肩こりというのは首から肩甲骨周囲、肩、腕周囲にかけての筋肉に違和感、痛み、鈍重感を感じることをいいます。肉体的・精神的ストレスで自律神経が乱れることによって生じます。
腰痛と並ぶ国民病“肩こり”その原因はどこ?
2年に1度行われる国民生活基礎調査(平成28年度;厚労省)によると健康に悩む男女共に腰痛と肩こりが1位と2位と悩まれている方が多いのがわかります。 (図参照)
なぜ、肩こりになるのか?
人間は進化の過程で二足歩行を選びました。
諸説ありますが二足歩行をすることで、目線が高くなりで外敵、獲物を発見しやすくなり生存しやすくなる。
手を使えるようになることで道具を使うようになり、栄養価の高い食べ物も手に入れやすくなる。そのことで知能が発達するとともに頭も大きくなったなったと、いわれています。個人差はありますが頭の重さは4〜6kgがあると言われます。
ただ二足歩行は首や腰に負担がかかりやすい体です。首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、腕が肩からぶら下がるようになり負担が増えてしまいます。血行が悪くなり重く感じるのが肩こりです。
肩こりを引き起こす主な要因としては、姿勢、筋肉疲労と血行不良、末梢神経の傷などが挙げられます。それらの要因が単独、または、互いに関連し合いながら肩こりを引き起こします。
原因:姿勢
この写真のような姿勢で仕事していませんか?
- デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっている
- 椅子と机のバランスが悪く偏った姿勢を続けている
- スマホを触る時間が長い
- かばんや手荷物はいつも同じ肩にかける
- 長時間冷房のきいた部屋にいて体が冷えている
- 運動不足だ
と、いったような姿勢を続けたり、緊張状態が続くと肩こりができてしまいます。
首と肩の周囲にはさまざまな筋肉があります。これらは重い頭を腕を支えているので緊張が続いています。
緊張が続き疲労が続くことで疲労物質、老廃物質がたまり硬くなります。それが血管を圧迫して血流に循環が悪くなり、末梢神経を傷つけコリや痛みを起こします。血行不良にっているので、筋肉に十分な酸素や栄養がいかずますます硬くなってしまいます。
筋肉の緊張が姿勢を悪くし肩こりが起こりやすくなります。
原因:加齢
年齢を重ねていくと、筋肉や骨、腱も衰えていきます。重たい頭や腕を支え二本足で歩くために背骨はS字カーブをしています。
背骨の間には『椎間板』があり衝撃吸収の役割を担っていてます。椎間板は柔らかいゲル状の組織で非常に水分が多い組織です。年を重ねると椎間板の水分が減少し潰れ、硬くなり「脊椎症」と呼ばれ肩こりの原因の一つと言われます。40歳ごろから見られはじめます。
最近肩が上がらない、エプロンの紐が結びづらいなどいわゆる「五十肩」=「肩関節周囲炎」ですが肩関節周辺の腱の組織が老化しさらに使いすぎることによって炎症が起こっていると考えられています
意外な原因
肩こりの原因は上記したもの以外に運動不足・ストレス・体型などあります
運動不足は、普段から筋肉を使うことが少なくなく緊張や疲労が起こりやすくその結果血行不良を招くため肩こりにつながります。
また、ストレスを感じると自律神経が乱れます。ストレスは肉体的・精神的なものもありますが寒冷でも感じてしまいます。
自律神経が乱れると緊張状態が続くため筋肉も緊張し肩こりの原因につながります、長期間のストレスを感じ続けると肩こりも慢性化します。
肩こりになりやすい体型があります。代表的なのは猫背・巻き込み肩。
背中がまるまり、首肩の緊張が増して血流が悪くなり肩こりになりやすくなります。
極端な痩せ型・なで肩の人は首から肩にかけての筋肉量が少なく、発達していないせいで疲労を感じやすい傾向にあります。
逆に、肥満体型の人は普通の人より重さがあるのでそれだけ首肩に負担がかかっていおり肩こりになりやすいとされます。
思わぬ病気が隠れていることも・・・
貧血・低血圧・高血圧などの症状があるときには肩こりを起こしやすくなります。その背景に、狭心症や心筋梗塞、胃潰瘍などが隠れていることも・・・
また、視力のあっていない眼鏡をかけていたり、歯の噛み合わせ、虫歯なども原因になり得ます。
生理異常、子宮筋腫や子宮内膜症、更年期障害など女性特有の病気が隠れていることもあります。
セルフケア
首の付け根などをカイロなどで温めるのは慢性的に続いているものには有効です。
急性の場合は2・3日は湿布などで冷やした方がいいでしょう
その後は血行を良くするために温めましょう。そうすることで回復が進みます。
運動不足をすることで血行を促し肩こりの解消につながります。
ストレッチは首肩周囲の緊張した筋肉を緩めるのに効果的です。痛みの出ない範囲でゆっくり行うのがポイントです!
オススメはお風呂上がり体が温かくなっているときです。毎日続けていけば不調が緩和され運動意欲が高まっていくかもしれません
普段から運動やストレッチをこまめにして筋力はある程度つけておきましょう。
姿勢よく過ごすことを意識すると腰への負担が軽くなります。
長時間の同じ姿勢は避けるだけ30分に一回は伸びや歩いたり、体を動かしましょう。
パソコンやスマホを使うのを一回止めて目を休ませましょう。眼精疲労も肩こりの要因になります。
長時間の作業は避け、適度に休ませましょう。その時に遠くを見たり、眼球を上下左右に動かすなど目のストレッチをしてみてください
当院での肩こり治療について
当院の腰痛の治療では、症状の度合いによりうつ伏せ、座位で治療していきます。
使用する鍼は日本製で直径0.12~0.18㎜程度のステンレス製で非常に細い鍼を使用するため痛みは感じにくいです。
鍼独特のひびきを感じますことがあります。好転反応の一種ですのでご安心ください。
痛み・悩みを改善して終わりではなく、生活指導、セルフケアをお伝えすることで同じ悩みにならないように、またより良い生活を過ごしていただけるようお手伝いさせていただきます。
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