【 当院から鍼灸治療の苦手な方へのご提案 】

当院には、「マッサージはしてませんか?」の問い合わせがあります。

それに対してお答えして行きます

当院での取り組み

当院では鍼灸治療に代わる徒手療法として中国伝統整体 推拿(すいな)を取り入れています。

なぜ推拿なのか?

鍼灸師である院長は、事あるごとに『鍼灸って怖い』と言われてきました。
その中で何かできる事はないかとあん摩マッサージ指圧師、整体、カイロ、レイキ、ストレッチなどいろいろな手技の資料や本や文献を集め、実際のお店に行って体験してきました。

どの施術もそれぞれに良し悪しありました。(もみ返しがあったり、痛いだけ、何をされているかわからない 等)

そんな中『推拿』に出会いました。

身体へのアプローチの仕方も『鍼灸』とほぼほぼ同じで、今までの知識経験も活かせると感じたのが修得しようと思ったきっかけです。

その後、推拿を学んだスクールの福岡店の立ち上げに関わり、オープニングスタッフとして勤め、同系列の広島店に転勤し様々な方の施術に携わり、鹿児島に帰って病院で勤めているときにも活用していました。

推拿(すいな)とは?

漢方、鍼灸と並ぶ中国三大療法のひとつです。
「推」には手を一方向へ押し進めるという意味があり、「拿」にはその押し進めた手で掴みあげるという意味があります。

体をもむ、押す、転がす、震わせる、伸ばすなどの手技を用いて気と血液の流れを整え、腱、骨、関節の機能を改善していきます。

似た施術として按摩(あんま)や整体などが挙げられますが、推拿はよりメディカルな意味合いが強く本場中国では疾病の治療手段として、病院などの医療機関で推拿が用いられているといいます。

推拿の技術は元々は按摩として、隋・唐の時代に日本に伝わりました。
現在の中国では医療機関で「推拿」の名称が正式とされており、日本で呼ばれる「按摩」とは異なります。
推拿は、本場中国では中国医学専門の医大のすべてに推拿学部が設けられるほど広く浸透しています。
また、研究も進み適応範囲が広く多数の症状をカバーできるため、中国の病院に設けられている推拿科では、資格を持った推拿師が整形外科をはじめ内科、婦人科系、小児科など、多数の分野で活躍しています。

数多くの手技を備え幅広いケアに対応する推拿

推拿は薬や鍼などの医療器具を使用せずに行う手技です。
手技療法は大きく分けてマッサージのように軟部組織に働きかけるものと、カイロプラクティックのように骨関節部に働きかけるもの二種類になるといわれています。
推拿はその両方を兼ね備えていることから他の整体法と比較して多数の手技を持ち、組み合わせにより体質や症状に合わせたてさまざまな施術を行うことができるのが特徴です。
推拿は筋肉、軟部組織や骨盤、関節などの調整力に優れており血流や気(体のエネルギー)の巡りを良くし、代謝を高め体が本来持つ自然治癒力を高めることで、体の不調を解放へと誘導。
体の芯から疲れが改善され自然治癒力の向上による不調の予防効果高い即効性を持つと言われています。

ねらって“ポキポキ”音を鳴らしたり、顔を歪めるほど強く推し続けたりする事はありません。

ツボの反応で所々強く痛みを感じるところもあります。

手技療法の源流である推拿には基本の手技と、そこから派生したものを含めると数十種類と数多くの手技が存在します。

主なテクニック

◆按法(あんぽう):押す

てのひらや手根(手のひらの手首に近い部分)、肘、親指、足などを使い分けて圧を与えていく。
皮膚の感覚器官を刺激し、内部組織の気の流れを整える効果がある。
親指や肘の按法は、特定のツボへ直接効果をもたらす。

◆拿法(なほう):つまむ

組織にそれぞれ反対の方向から圧力を加えるテクニック。
最初は軽く、徐々に強くつまんでいく。
手全体でつまむ、親指とその他の指でつまむ、両手を組んでつまむなどの技法がある。
血流、リンパの流れを刺激し、気に働きかけていく。
筋肉をほぐす効果もある。

◆揉法(じゅうほう):もむ

按法に動きを加えたテクニック。
皮膚に置いた手の位置をずらさず、皮膚が動く範囲内で、前後、円を描くように動かす。
手根、親指、肘、前腕を使う。

◆擦法(さっぽう):摩擦する

皮膚の表面を手で動かすことによって摩擦熱を起こす動作全般を指すテクニック。
やさしく前後に動かす圧から勢いよくゴシゴシこする圧まである。
手のひらを使った摩擦から、手の側面を使ってノコギリで切るような摩擦、両方の手のひらで反対方向に摩擦する方法、上腕上部で摩擦する方法などがある。

◆その他のテクニック

* 推法(すいほう):強くなでる
* 振法(しんぽう):振動を与える
* 一指禅推法(いっしぜんすいほう):親指の屈伸
* 断筋法(だんきんほう):筋肉をほぐす
* こん法(こんぽう):転がす
* 叩打法(こうだほう):たたく
* 抖法(とうほう):四肢を揺らす
* 屈伸(くっしん):肘と膝のちょうつがい関節を曲げる
* 揺法(ようほう):関節を回す
* 扳法(ぱんほう):押しながら引く
 
など

推拿の手技には、経絡や経穴を刺激することで経路を疎通させ、気血の流れを良くして痛みをやわらげたり、痙攣した筋を伸ばして筋肉の緊張をほぐす効果などが期待できます。
また、内臓の働きも改善され、体を本来の健康な状態に導くことで自然治癒力を向上させていきます
推拿は、骨盤・脊椎の歪みなどの悩みや、肩こり、頭痛、腰痛、冷え性、便秘、生理痛などにも幅広く対応。

血液の流れを改善させることで代謝を高め、体内の余分な老廃物を取り除くことでむくみを取り、損傷した組織を修復する効果も期待できます。

近年、中国では推拿の手技療法の効果はさまざまな科学的な実験によっても証明されており、現代医学や西洋医学からのアプローチによっても認められつつあります。

手技のみによる自然療法で不必要な力を加えないため、体に負担をかけずに病気の予防や体質改善、リラクゼーションとして受けることができる安全性の高い施術といえます。

普通の整体に満足できない方、一度体験してみませんか?

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