院長挨拶

私が幼い頃に母が鍼灸院へ通っており施術後に体調が良くなるのを見て、幼心にも『なんで元気になるんだろう？』と不思議に感じていました。 その後、大学受験時に獣医師を目指すも受験に失敗し、浪人中進路に悩んでいると、母から鍼灸師を勧められ鍼灸の道へ進むことを決意します。 明治鍼灸大学(現；明治国際医療大学 京都)へ進学し、免許取得後は京都、福岡、広島と各地の鍼灸院へ勤務し、経験と技術を培いました。 その後、姶良市蒲生町のクリニックにて、肩こり・腰痛・膝痛・坐骨神経痛・頭痛・顔面神経麻痺・帯状疱疹・耳鳴り・難聴・パーキンソン病・高齢者に対する複合的な症状に至るまで幅広い年齢層の約4万人を診てきました。 そんな多くの方を診ていく中で、限られた時間の中で出来ることのほとんどが対処療法だった事と根本的な改善に繋がっていないのではないか？という疑問を持ち始めました。 そんな疑問を心に抱えていた頃に、顔面神経麻痺のお客様と出会い、自身の力不足に悔しい思いをしました。 その悔しさを糧にさらに高い技術と知識を求め、様々なセミナーに参加しました。 セミナーに参加し、(財)日本美容鍼灸マッサージ協会（JFACe）の講習を受け、『顔は身体の状態を映し出す鏡』であり、身体の悩みや不調が顔に影響を与えている、ということを知りました。 症状を本当に改善させるためには、原因の根本を見つけて施術することの大切さを実感し、JFACe認定講師 井上公佑氏に師事を仰ぎ上田式美容鍼灸®︎の技術を習得しました。 その技術を顔面神経麻痺のお客様に応用したところ、顔の歪みだけでなく体調の改善もみられ生活の質も向上していきました。その時の感動から、『今まで培ってきた経験と技術を活かして多くの人を救いたい』という想いが大きくなり、鹿児島中央駅の近くに『鍼灸院acupital』を開院しました。 現在も、日々知識と技術のアップデートを求め、井上氏の元や鍼灸学会に通い、首都圏の最新の技術と情報を学んでいます。 その知識や技術を鹿児島市に持ち帰り、鹿児島市の皆さまの健康と美容をサポートしております。